2018年5月25日
5/25日「THE FREEDOM ROCK」配信 & Trailerスタート!!
5/25日より「THE FREEDOM ROCK」
iTunes / Apple Musicにて配信スタート!!!
https://itunes.apple.com/jp/album/the-freedom-rock-single/1383629769
THE FREEDOM ROCK Trailer
「THE FREEDOM ROCK」
「ナナメにキメるSTYLE」に続き間髪入れずにDropされるのが「THE FREEDOM ROCK」。前作のCuteなdancehallから打って 変わって今回のPushimは正にReggae Singer!女王の貫禄たっぷりなRebel Songとなっている。
Reggae MusicはRebel(革命的)な音楽であり、それはBob Marleyから最新のDancehall Tuneまで色濃く反映されている。 70年代の混沌のジャマイカで支持されたこの強いメッセージは、不思議に今の日本に繋がる何かがあるように思う。「平和で 暮らしやすい日本」は少しづつ変わってきていて、SNSの普及に伴う情報のオープン化により1人1人が様々な事実に直面し ていると言えるのではないだろうか。豊かなはずなのに体も心もボロボロ、自由なはずなのに感じる不自由。そんな”矛盾”を 感じる私達は”明日の事も分からないプリズナー(囚人)”なのか。そんな現状にPushimは声をあげるのだ、”Running to be free”と。
ジャマイカで活動する異端の日本人Produce Team [Medz]のRiddimは、もろハードコアなReggae。それにのっかるPushim のハードコア感もヤバい。まず冒頭から”ミサイル”なんて言葉選びは生半可なアーティストでは到底無理。からのサラリと”い つも不実な上の住人にチューニング、聞こえるかい? the party”と”上の住人”が政府(バビロン)であることを”party”(政党) という言葉で示唆するあたりも最高にRebel。”チューニング””party”が音楽と掛けてあることは言うまでもない。そんなところ が彼女のレゲエシンガーな部分であり、ますます虜にされてしまう。でもこの曲はただハードコアなだけじゃない。しっかりと目 の前の現実を捉えながら、”やった分だけ Give me a chance!”そして”Mi get a chance it’s my turn”と明確に自分の在り 方を表現しているのだ。そんな彼女の真っ直ぐなメッセージは、嘘ばかりな”上の住人”よりも、よっぽど私達に明るい未来を 提示してくれていると感じるのは私だけではないはず。誇り高き美しい獣の叫びのようなPushimの声は一層凄みを増して”足 枷外せ 自由のサイン”と訴えてくる。そして私は今こう思うのだ、彼女のように”自分らしく生きてみせたい”と。
Text by Bad Gyal Marie